低用量ピルを取り扱っております
低用量ピルには、適切な量に調整された女性ホルモンが含まれています。毎日正しく服用することで、排卵を抑制し、高い避妊効果が得られます。
ヨーロッパでは約30%の女性が低用量ピルを使用しており、特に医療先進国ドイツではその数字が60%にも跳ね上がります。一方で日本国内では2%の服用率に留まっており、まだまだ普及は進んでいません。
低用量ピルは、避妊や生理痛の軽減以外にも、さまざまな効果が期待できます。
当院は、院内処方にて、低用量ピルを4種ご用意しております。
※中用量ピルは処方しておりません。
取り扱い低用量ピル
当院では、院内処方の他、院外処方にも対応しておりますので、ご希望に応じた種類の低用量ピル処方が可能です。
院内処方では、
- マーベロン28:3,240円(税込)
- トリキュラー錠28:3,240円(税込)
- ファボワール錠28:2,920円(税込)
- ラベルフィーユ錠28:2,972円(税込)
の4種をご用意しております。
こんな場合はご相談ください
- 避妊を希望している
- 生理痛がひどい
- 生理時の出血が多い
- 生理周期が長い/短い
- 生理を早めたい/生理を遅らせたい
低用量ピルの副効用は?
低用量ピルは、避妊以外にも、女性ならではのお悩みを改善・解消してくれる効果が期待できます。
- 生理痛の軽減
- 生理時の出血の減少
- 生理周期の安定
- 生理前の精神的な不安定の改善
- 肌荒れ、ニキビの改善
- 子宮体がん、卵巣がん、乳房の良性腫瘍の発生確率の低減
- 子宮内膜症の治療
低用量ピルの副作用は?
以前は、不妊症を引き起こす、太る、がんのリスクが高くなると言われていましたが、現在ではこれらの副作用は医学的に否定されています。
一方で、一定の頻度で確認されている副作用も存在します。年齢を重ねている方、高血圧の方、喫煙習慣のある方は、低用量ピルの使用により血栓症のリスクが高まります。
軽度の吐き気、頭痛も見られますが、これらの症状はほとんどの場合、短期間で治まります。
当院では、低用量ピルの使用を開始する前に十分に問診を行い、リスクを最小限に抑えるよう努めております。安心してご相談ください。
アフターピル(緊急避妊薬)
- コンドームが破れてしまった、外れてしまったとき
- 雰囲気に流されて避妊せずに性行為に及んでしまったとき
- 避妊をして性行為をしたつもりだが、心配なとき
- その他、妊娠を希望していないのに、妊娠の可能性のある性行為に及んでしまったとき
このような場合は、まずご相談ください。アフターピル(緊急避妊薬)を性行為後72時間以内に正しく服用することで、高い確率で妊娠を回避することができます。
当院では、レボノルゲストレル錠をご用意しております。
取り扱いアフターピル
当院では、「レボノルゲストレル錠(ノルレボ錠のジェネリック)」を取り扱っております。
- レボノルゲストレル錠:9,360円(税込)
ノルレボ錠のジェネリックです。
レボノルゲストレル錠を性行為から72時間以内に1錠服用していただきます。
アフターピルの効果は?
性行為後72時間以内に正しく服用することで、高い確率で妊娠を回避することができます。
72時間を超えると避妊効果が大きく低下しますので、できるだけ早くご相談ください。また、72時間の中でも、服用が早ければ早いほど避妊効果は高くなります。
※アフターピルは、後で服用することを前提とした避妊なしの性行為に利用するものではありません。
※アフターピルをたとえ正しく服用しても、妊娠の可能性がゼロというわけではありません。アフターピルを使用後、予定日が過ぎても生理が訪れないときには、妊娠の可能性があります。すぐにご相談ください。
アフターピルの副作用は?
アフターピルの服用は、以下のような副作用を引き起こすことがあります。副作用は、平均して12時間ほどで治まります。
- 吐き気、嘔吐
- だるさ、頭痛、下腹部の痛み
- イライラ、不安感
- 生理の出血量の増加や減少